【家づくりコラム】25坪以下の狭小地で快適住宅
- ヤスイ ミホコ
- スタッフブログ
《テーマ☝25坪以下の狭小地で快適住宅》
土地の広さに限りがあっても妥協ナシ
都心回帰が増える今、利便性の高いお土地でおうちを建てる場合に多いのが、狭小地です。弊社ではこの狭小地での施工実績も豊富にあり、お土地に制限があるからといって、妥協することなく住むご家族にとって快適なお住まいを建てさせていただいております。今回は、25坪以下のお土地にオリジナル生活動線を描き、唯一無二のお住まいを手に入れた事例をご紹介いたします。
メリットは立地優位で土地のコスト抑制
[広報ヤスイ]今回はテーマは「狭小地住宅」です。弊社でも施工がどんどん増えてきましたね。毎回youtubeのルームツアーの撮影する時に思うんですが、お土地が小さいからって何か妥協している感じがなく、「ほんとうまく建てるんだな~」とつくづく感心しています。
[西條]ほんと、ご家族様の想いがつまっていますよね! 狭小地とは一般的に15〜25坪以下の土地を指し、明確な法的定義はありませんが、不動産市場ではこの規模が目安といわれています。都市部に多く存在しており、三角形・台形・旗竿状や傾斜地などの変形地である場合が多いです。建築用途に制約が生じやすいこともあるのですが、今回紹介する3邸は間口が狭く、奥行きがあるお土地でした。
[広報ヤスイ]少子高齢化で利便性重視の生活スタイルが拡大していますし、都心回帰が増えていますもんね。
[西條]弊社の施工エリアは大阪府内で、大阪市内や隣接都市で建築のご依頼も多くいただいおります。また、子育て世代のお客様にとっては、土地から探して注文住宅を建てようと考えた時、やはり小さいお土地は予算を抑えられますし、30坪以下ということはよくあるケースといえます。狭小地を選ぶメリットとしては
1. 「立地優位性」 都心部で利便性が高い
2. 「コスト抑制」 土地代が相対的に安く、総予算を調整可能
3. 「維持費削減」 コンパクトな構造による光熱費節約
といわれています。
敷地20坪の大阪市東住吉区K様邸
デメリットが回避する設計力がポイント
[広報ヤスイ] 逆にデメリットはなんでしょうか?
[西條] 一般的にいわれるデメリットは、建築費の高騰と生活動線の制約です。土地の価格は抑えられたものの、やはり生活するのにある程度の広さは必要なので、延床面積を広げるために、地下室をつくったり、3階建て建築という選択肢もでてきます。さらに物理的に限りのある土地なので、生活動線をよく考えて無駄を省いていかなければなりません。
[広報ヤスイ] 弊社の施工事例をみてると、必ずしも3階建てでもなく、2階建てのなかでご家族に必要なお部屋はしっかり完備されていますよね。
[西條] はい、東住吉区K様邸も松原市N様邸も2階建てです。この2邸に共通するのは、後者の「生活動線と家族にとって必要なモノをよく考えて、無駄を省く」が功を奏した事例ですね。駅が近く、利便性がいい分マイカーは所有せず、「家族の自転車を置くサイクルスペースがほしい」とのことでした。車のスペースが不要な分、建物の広さを確保できました。5人のご家族と猫ちゃんが暮らすN様邸は、ご主人様の書斎と三人のお子さまのお部屋、奥様の趣味部屋をとった上に、階段下の猫ちゃんスペースまで完備しています。その分、ご家族にとって妥協できる部分もしっかり把握されていらっしゃり、間取りに反映されたことが決め手となりました。ほかにも土地の形状や規制によって、建物に制限がつく場合もございますので、狭小地での住宅建築は、設計力が重要です。
敷地25坪の松原市N様邸
3階建てという選択肢
[広報ヤスイ] 松原市にあるN様邸は、24坪の敷地ながら自宅サロン付きのお住まいを建ててらっしゃいましたね。こちらは3階建てでしたね。
[西條] はい、こちらのご家族は奥様はセラピストで、サロンスペースがひと部屋ほしいのと、お子様の部屋はゆくゆく仕切れる大きな部屋がほしいとご希望でした。ご主人様も趣味もお車でしたので、駐車場も必要。ということで3階建ての提案をさせていただきました。
[広報ヤスイ]一見、2階建てにみえる外観も実は3階建てで、2階は一面家族が集まるLDK。広めのバルコニーもあって開放感もすてきでした。
[西條] 弊社は標準仕様が耐震等級3となっていますので、ご要望に応じて3階建ても建築可能です。狭小地を選ばれる場合は、ぜひ視野に入れておただきたいです。
土地24坪松原市N様邸
ランニングコストもダウン!狭小地住宅はマツバラ工務店で
[広報ヤスイ] 3つめのメリット「維持費削減」。これについてもぜひぜひ言及したいですね!
[西條] はい!弊社の強みのひとつが、住んでからコストダウンできる構造と設備です。高気密・高断熱の構造は、それだけでも冷暖房の効率はいいのですが、そこに太陽光発電や蓄電池の設置して、電気の自給自足ができるお家になります。さらに「エアコン1台で全館空調」(=床下エアコン)を導入すると、家なかで1台だけエアコンをつけるだけで、全部屋に冷気・暖気が送風されて、季節の冷暖房費はぐっと下がります。
[広報ヤスイ] そもそもの建物が小さい狭小地住宅は、効率よく循環するといわけですね。
[西條]狭小地住宅は坪に対して建物の内容が濃くなりますので、坪単価は高くなります。しかし無駄のない省スペースなだけに、光熱費などの維持費はコンパクトになります。弊社ではグリーンフォーメーション住宅(GX志向型住宅)も建築可能ですので、維持費のかからない住まいづくりは得意とするところ。ぜひぜひあわせてご相談いただきたいです。
今回紹介したお住まいをルームツアーでチェック
この記事を書いたスタッフ
